よくある質問
カイロプラクティックとはどんなものですか?
カイロプラクテイックとは、ギリシャ語で手によってなされた。といった意味です。
ルーツは、古代アレキサンドリア医学校の医学の父、ヒポクラテスが提唱した考え方ですが、米国やヨーロッパで近代になり系統化されました。

病気や不調の原因を直接患部や臓器に求めるだけではなく、脊椎神経支配の機能不全も考慮するものであり、筋骨格系の問題に対しても患部だけでなく、関係している他の構造的部分も広く考慮していく考え方です。
簡単にいうと、痛いところ以外も調べる治療です。
現在では、WHOが厳密に医師としての教育基準を定めている、国際的に認められている医療で、海外ではドクターオブカイロプラクテイックと呼ばれています。
どんな症状に効果がありますか?
一般的には、腰痛や首の痛み、異常な肩こり等が知られていますが、

五十肩、手首や肘の痛み、膝の痛み、足首捻挫、顎関節等、関節全般の治療が適応です。
又、手足の痺れや痛み、頭痛やめまいに効果がある場合もあります。
今までの経験では、首や腰、背中の痛みで治療受けた方の多くが、内蔵機能が改善されたことを報告されています。更に自律神経失調症の方々も、改善なさったとのことです。




しかしながら、存在している全ての病理に効果があるとは言えません。
癌、全身性疾患リウマチ、膠原病、糖尿病、心臓病(期外性収縮をのぞく)脳の疾患、結石等には効果が無いように思います。来院された際に、他院をお勧めした場合は費用はかかりません。
<例外的な症例>
多くの症例の中に例外的なこともありす。
それは
<最初にかかった病院の診断が、的外れだった>場合です。
例えば脊柱管狭窄からの症状は、私は適応では無いと考えておりますが、時折そうした診断を受けた方が来院なさいます、症状を伺い(間欠性跛行ではない)触診検査をしますと、私には以前の病院の診断結果とは異なる症例と思えましたので、治療をお引き受けいたしましたところ、症状が全回復されました。
この場合、カイロプラクテイックが脊柱管狭窄を治したのでしょうか?
そうではありません。
<最初の診断が、的外れだった>
という事です。
椎間板ヘルニアからの腰痛座骨神経痛や、半月版損傷靱帯損傷による膝の痛み、手根管症候群等で来院された方が、カイロプラクテイック治療で改善されますが、
こうした場合、初期の診断が適切ではなかった可能性があったと思われます。
このような症例は稀ではありません。一般的には、レントゲンやCT、MRI等でアブノーマルな部分が認められると、その部分が原因と特定されるものですが、検査機ではスキャン出来ないものがあります。
それは関節稼働域、筋肉や靱帯組織等で<触診>しなければスキャンされないのです。ここに、現代の最先端と自負している専門医療の落とし穴があります。
確かに検査機は誰が使っても同じ結果がで出ますが、触診は熟練した医師でなければ出来ません。
適性も確かにあるでしょう。医師を大量生産しなければならない現代の医学部が避けて通りたいのは理解出来ます。
大変失礼とは思いますが、専門医の先生方は教育されていないのです。ですから彼らが悪いのではありません。しかし、その為に多くの患者が犠牲にななっている現状は正しいとは思えません。
ちなみに経験のある専門医の先生方は、御自分の守備範囲を十分理解されており、私の小さな治療院にご自分の患者を紹介なさいます。
看護士さん達こそ、患者の経緯を客観的に観察される訳ですが、御自分を始めとして多くの方を紹介なさいます。
私はそうした患者本位の方針を貫いている医療関係者の方々に敬意をもっており、自分も同じようにしてゆきたいと考えおります。
今まであまりにも多くの方が、長期に渡っての患いを当院で解消されたり、
手術を回避されてこられたのを観察し、やはりこの治療を続けてゆくべきだと実感しています。
勿論、他の専門医の先生方との連携をさせて頂きながらですが。
どのくらい通えば治りますか?
簡単には答えにくい質問ですね。
例えばひとくちに腰痛と言っても、その原因は百もあると言われています。
症状を聞いただけで即答出来るドクターがいたとしたら、それは不自然なことです。
