オトナの食事

オトナの食事

 「人は食べた物で出来ている。」どこかで聞いた言葉であるが、

この言葉は真実である。

今の時代の人達はとかくクスリやサプリメントに信頼を寄せたがる。


スポーツ愛好家は何かにつけてサポーターやコルセット、磁気ネックレスを着けたがるが、あれと同じである。

  でも、そうしたもので安心感を得ている姿は滑稽と言える。


もっと原点に帰って自分の食べるものを考えるべきである。

若い頃はそれ程考えなくても問題は少ないが、シニアは頭を使うべきだ。


良く運動をしていてエネルギーが欠乏すると脂肪がエネルギー化すると聞いたことがあるかもしれない。

運動をすればする程、脂肪が落ち筋肉が付く。若い頃はそうだった。


これがシニアになると変わって来るのである。

シニアは運動してエネルギーが欠乏して来ると、自分の筋肉を分解してエネルギー化する様になるのである。

これをサルコペニア(別名フレイル)と言う。

実に気味の悪い名前だ。


普通はこんな風に考えるものだ。

「もうシニアになったから、食事もあっさりとした物で少食にしてゆけば良い。」

伝統的な質素な和食がこの上なく美味しく感じてくるものである。

ご飯と漬物と汁物があれば言うことなし。痛風の経験者なら尚のことそうなる。

高血圧やコレステロールの高めの人もこの傾向だ。


一見するととても良い食生活の様に見えるが、注意が必要である。


     圧倒的にタンパク質不足なのである。


身体は細身となり、健康診断ではコレステロール値良し。血圧良し。尿検査も良し。血液検査良好。これでどこが悪い?と誰でも誇らしく思うものである。


本人もドクターも気づいていないが、実は落とし穴に落ちるまで秒読みだ。


いずれ脚であれ、膝であれ、腰であれ、腕であれ何処かに正体不明のトラブルが出て来る。病院での検査異常は全く無し。

「お歳のせいで無理が祟ったのでしょうね。」こう言われて終わりである。


街を見渡すと脚を引きずっている高齢者の多いことに気付くだろう、

「あんな風になりたく無いから運動しよう。」

そう思うのは正しいが、タンパク質不足で運動すればするほど思いと逆行した結果が付きまとって来るのだ。


「プロテインを飲んだら良いでしょうか?」


飲まないよりは良いだろう。それが良い人はそれで良いと思う。

   私自身はサプリメントは好きでは無い。

栄養は栄養価を合成したものでは無く、食品から摂取するのが正当な事だと思っている。

だから私のオフィスには一切のサプリメントも健康器具も販売していない。


値上げはしない。モノも売らない。自分でも呆れるほど頑固なのだ。


     どの位のタンパク質が必要なのだろう?


食品成分表には食品100グラムあたりに含まれるタンパク質の目安がある。

これをプロテインスコアと言う。

別に大して難しいことでは無い。

成人の体重1キロに対して1日最低1グラムのタンパク質量が必要だ言う事である。

体重50キロの女性であれば1日50グラム

体重70キロの男性であれば1日70グラムである。


では、良く食べてる食品にはどの位のタンパク質が含まれているのだろう?

これはあくまで目安として挙げておく。

鳥胸肉100グラム  タンパク質21グラム

牛肉赤身100グラム タンパク質20グラム

鶏卵M1個      タンパク質9グラム

木綿豆腐一丁    タンパク質21グラム

納豆一パック    タンパク質8グラム

茹で大豆100グラム タンパク質11グラム

白米炊いた物100グラム タンパク質11グラム

             と言ったところだ。

挙げてある食品目がやけに脂質の少ない食品だと思うだろうが、

僕はほとんどこれに青魚と言ったところである。

他にも海産物、サーモン、マグロ、イカ、エビ等は高タンパク食品だ。


良く私がシニアの患者さんに言うのは1日最低

豆腐一丁、納豆一パック、卵3個


これ以上食べられるなら

鶏の胸肉、ササミ、青魚、野菜類を食べて欲しいとお願いしている。


タンパク質量で言うと、

豆腐一丁      タンパク質21グラム

納豆一パック    タンパク質8グラム

鶏卵3個      タンパク質27グラム

        合計タンパク質56グラムである。


 これは56キロの人の最低摂取量であるが

実は体重1キロ1グラムのタンパク質と言うのは若い人の数値であって、

シニアは体重1キロに対して1、2〜3グラムは必要なので、

本当はもっと食べて欲しいのである。

体重56キロの人は

本当は67〜8グラムタンパク質を摂りたい。


勿論、炭水化物も食べるだろう、若い頃はオカズでお米を沢山食べたものだが、

シニアになったらオカズを食べて、まだ入るなら炭水化物を食べる感じだ。


若い頃はお米をいっぱい食べれば、それだけで筋肉が付いたものだったが、

シニアはそれでは筋肉が落ちて脂肪がついて肥るだけなのだ。


タンパク質量が充分に取れる様になったなら、当然次は運動である。


健康ウオーキングは目覚めるのに良いだろう。

しかし、ここで言うところの運動とは持久的な運動では無い。

持久的運動(ウオーキング、ジョギング、サイクリング、水泳等)は

心肺機能(呼吸循環器系)のトレーニングにはなるのでシニアはこの手のエクササイズが中心となり易いが、最も大切なのは筋肉トレーニングである。


      シニアになって今更、筋トレ?

        そう思うかもしれないが、事実である。

生きているだけで背が伸びて、筋肉が付いた若い頃と違って、

    シニアは生きているだけで衰えて行くのである。


人生50年の時代は終わった。長生きするなら努力が必要なのだ。

一番良く無いのは、一日中テレビやパソコンの前で過ごす事である。


定年を迎えて、のんびりとしている様でいてはならないのだ。

       楽隠居などない。

歳をとってからのなすべき事に気付き、

       それに取り組みながら生きて行く事こそが、


      シニアの生き甲斐と言うものなのである。








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